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社会からしばらく離れていたので家族葬を選択

先日母が亡くなりました。67歳でした。
生前母は、認知症で介護施設に入居している父の葬儀を家族葬で行いたい希望をよく私に話していました。
「もし近いうちにお父さんが無くなって葬儀をする場合は、退職してしばらく経つし、参列者はできるかぎり少なくしこじんまりと家族葬にしよう。葬儀にお金をかけなくていい。家族と身近な親族だけ呼べばそれでいい。」と。

 

その父より先に母が亡くなりました。父には相談できないので私たち兄弟で母の葬儀について話し合いました。生前互助会に入っていてすでに完済済だったため、その葬儀会社を利用することにしました。
母の葬儀にお金をかけなくていい…その言葉通り近親者のみの家族葬にすることにしました。
近所の親しくしていただいた方は訃報を聞きつけ、すぐにお線香をあげに来てくれました。
家族葬であることを告げると寂しそうな方もいましたがすぐに納得していただけました。
参列者が少なかったのですが花輪は大目にあり、見た目は華やかな葬儀だったと思います。

 

葬儀を終えて遺族として思ったことは家族葬にしてよかったということです。10年以上社会から離れて主婦として過ごしていたため母は近所の方くらいしか交流はありませんでしたし、参列者への挨拶などの応対に追われることなく母の葬儀を静かに執り行えたからです。
母と生前に葬儀について話をしていてよかったと今はそう思えます。