先日、夫の父親が他界し葬儀を行いました。
通常は通夜、告別式と火葬、初七日と日を分けて行いますが、最近は一日葬というのも多いらしく、今回の葬儀も大阪で家族葬で一日で済ませるものでした。
葬儀が始まってから終わるまで、3時間位の間にすべてが完了するのですから時代も変わったと思いました。かと言ってばたばたと忙しい感じではなく、ゆったりとした雰囲気の中で行われました。
遠方から駆けつけてくれた親戚などもいましたので、一日で終わるのは負担が少なくてよいと思いました。
義父とは、時々顔は合わせていたけれど、それほど親しくしていたわけでもなく、無口な方だったので、正直あまり思い出らしいものはありません。葬儀の間も、悲しみというより次男の嫁としての務めという気持ちが強かったのです。
しかし、これで最後のお別れという時、棺に入った故人にみんなで花を入れていく際には涙があふれてきました。いよいよ蓋を閉じて火葬場に向かうという時には、みんなで涙しました。
縁あって、出会った人との別れはやはり寂しいものでした。
義父は亡くなる数か月は、病気が悪化して苦しそうにしていましたので、安らかに眠ってほしいと思います。