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お葬式を執り行った斎場での話です。
私は普通に歩いたり生活はできるけれども関節が悪いので正座ができず、座敷のお式はかなり辛いのですが、まだ40代の時だったので自分だけ椅子を使っていると年配の方に「楽して」みたいな目でみられたのが辛かったです。
普通に健康そうにみえるだけに非常識な人と思われるのが苦痛でした。古い形式の家でしかも嫁の立場の場合、あれこれと希望をいうのがはばかられる場合が多いです。

その時は親戚の手前もあり最初は我慢していたのですが、歩くのも困難になってしまいお手伝いができなくなってしまったこともあり主人に伝え椅子を使いました。
親戚の目はありましたが構っていられる状態ではなかったのでしょうがなかったです。
お式が終わったあとで、主人からそれとなく親戚の方々には足が悪いことを伝えてもらい、信じてもらえたかどうかわかりませんがひとまず直接お叱りを受けることはなくて事なきを得ました。

普段からそれとなく、雑談のなかにでも自分の体の状態を口にしておくといいと思います。つらそうに言うのではなく、だからいざというとき困るんですと明るく言っておくと後でいい訳がましくならないと思います。